「学びのクリエイターになる!実行委員会」は、特別区社会教育主事会の有志と、社会教育・生涯学習の研究者が立ち上げた任意団体です。
私共は“地域づくりの総合的な力を育てる学びの場”をつくるため、一般非営利型財団法人YS市庭コミュニティ財団の助成を受けて2015年の秋から内容の検討など準備を進めてまいりました。
このプログラムにより私共が提案したいのは、次のようなことです。
・小さなコミュニティを大事にする
・これからの社会をつくる学びを提案する
・地域づくりをバックヤードで支えるクリエイターになる
社会教育主事は、地方自治体の教育に携わる専門職として長年これらを模索・研究しながら実践してまいりましたが、世代交代期の現在、残念ながら社会教育主事の人数と新規採用は全国的に減少しています。その一方で学びを豊かにする営みが多様な立場の方達により様々なところで行われています。
私共はそのような状況の中で、これからの少子高齢社会の地域づくりに役立つ“学びを創る”ことのできる人材(市民、行政職員、町会自治会・NPO法人をはじめとする地域の団体の方々)の層を厚くしたいと願い、「学びで地域をゆたかにする講座:学びのクリエイターになる!」を開講することにいたしました。
実行委員会による実験的な協働研究プログラムですが、ここで学んだ方達が、各地で地域づくりを担う人育ての種をまき、育て合う関係を豊かにしていただければと切に願っております。
“ひととまちの未来”を創るために共に学びませんか。皆様のご参加をお待ちしております。
2017年1月
学びのクリエイターになる!実行委員会
代表 近藤 真司(一般財団法人日本青年館『社会教育』編集長)